卒塔婆の値段は寺院や霊園などによって異なる

墓石に刻む文字や位置について

お墓参りに行った際に、お墓の後ろにある文字入りの板を目にすることがあると思います。 それが「卒塔婆」であり、お墓の後ろに立てられているのが一般的です。 卒塔婆には様々な意味があり、故人に対する礼儀の他に実際に建てた方が善行を積むなど、修行としての意味も持っていると言われています。

卒塔婆とは?

お墓参りでよく見かける卒塔婆は、故人やご先祖様を供養する時に使用する細くて長い板のことを言い、「そとば」、「そとうば」など、様々な読み方で呼ばれています。
塔婆と呼ばれることもあり、卒塔婆の別名や簡略語になります。
卒塔婆は追善供養を行う際に使用し、長さは1~2m程度のものが多いです。
実際に卒塔婆を建てる時期ですが、一般的には年忌法要や納骨、お盆やお彼岸、さらに施餓鬼法要を行う時などに使用しています。
最初の卒塔婆の供養は納骨の時に行い、四十九日が経過した後に納骨をする際、そのタイミングで行うのが一般的です。
本数について特に決まり事はなく、近親者は各自で建てることが多いのですが、「兄弟一同」や「○○家一同」とまとめるところも少なくありません。

墓石に刻む文字や位置の標準的な傾向

卒塔婆を購入する時はお寺や霊園などで申し込みますが、その際の値段が気になる人もいるでしょう。
実際に購入する際は卒塔婆料を封筒に入れますが、封筒の表書きには「御塔婆料」や「卒塔婆代」、「小布施」などと記載し、その後にお金を入れます。
値段についてお寺や霊園によって異なり、決まっている時はその金額を、特に決まっていない場合は3,000~10000円などの相場を参考にして決めることがほとんどです。
卒塔婆料については、供養を依頼したお寺や霊園に対し、施主がまとめて支払うのが一般的です。
そのため事前に、作成する名前や人数などのリストを作成しておくことをおすすめします。

お墓の後に建てられた文字入りの板が卒塔婆であり、年忌法要や納骨、お盆やお彼岸などの節目で供養するのが一般的です。
供養料は寺院や霊園などによって異なりますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
値段が分からない方は、相場を参考にするといいでしょう。